公的統計の二次的利用サービス

LISのデータベース利用

平成21(2009)年10月1日、統計センターは、日本の政府機関の職員、国内の大学や非営利機関の研究者等がLISが整備するデータベースについて無料で利用可能とする協定を締結しました。

これにより、同機関が整備している世界各国(約50か国(別ウィンドウで開く))の所得分布に関するデータ等を用いて、この分野における国際比較分析を行うことが可能となります。

LIS(CROSS-NATIONAL DATA CENTER in Luxembourg)(旧称:ルクセンブルク所得研究(Luxembourg Income Study))は、本拠地をルクセンブルクに置き、各国の政府機関等の協力・支援を得て、家計所得に関係する各国の調査データを収集し、国際比較研究に利用可能なデータベースを整備している機関です。(http://www.lisdatacenter.org/(別ウィンドウで開く)

利用方法及び利用条件

LISのデータベースの利用を希望する研究者は、ご自身でLISのホームページからLISSYのユーザ登録を行ってください。

LISSY は、研究者が遠隔地からLISデータベースにアクセスするためのリモート実行システムで、日本の研究者等は無料で利用することが可能です。

日本の提供データ

日本では、慶應義塾大学 パネルデータ設計・解析センターが調査・作成しているJHPS(日本家計パネル調査)を提供しています。

調査の概要:
調査ページ(慶應義塾大学)(別ウィンドウで開く)
データベース名称:
LISデータベース(CROSS-NATIONAL DATA CENTER in Luxembourg)(別ウィンドウで開く)

調査年次 LIS
データ名
慶應義塾大学
データ名
平成21(2009)年 JP08 JHPS2009
平成23(2011)年 JP10 JHPS2011
平成26(2014)年 JP13 JHPS2014

LIS日本代表委員会

LISに関し、統計センターと国内先行機関である慶應義塾大学が設けたLISの国内委員会です。

同委員会においては、以下の活動を行ってまいります。

  1. LISの年次総会における投票その他の日本を代表する意見の表明
  2. LISに提供するデータの仕様等に関する検討
  3. LISが提供するサービスに係る国内における普及・啓発

問い合わせ先

  (独)統計センター 統計技術・提供部 統計情報提供課 企画係
  電話:03-5273-1257