理事長挨拶

独立行政法人統計センター 理事長 笹島 誉行(ささじま たかゆき)の写真
理事長 笹島 誉行

現代社会は、膨大なデータを基礎に動いていると言っても過言ではありません。その中で、公的統計は、政策の立案や企業の経営判断を支える「社会の情報基盤」であり、統計体系の整備や利活用しやすい環境の整備は、政府の重要な責務であるといえます。

独立行政法人統計センターは、平成15年(2003年)に発足し、長年培ってきた統計に関する技術を基礎に、我が国の中央統計機構の一つとして、公的統計が国民の皆様にとって有意義でかつ信頼されるものとなるよう努力してまいりました。

統計センターの第一の使命は、「統計をつくる」ことです。
人口、失業率、消費者物価指数、家計や企業活動の状況など、社会経済の動向を示す重要な統計を、統計調査で得られた情報を基に、秘密の保護を徹底しつつ、正確性・迅速性に重点を置きながら編成を行っています。

第二の使命は、「統計を活かす」ことです。
社会・経済が複雑化し、変動も激しくなる時代にあって、国民の皆様が公的統計を活用して適切な意思決定ができるような情報提供サービスを行い、公共情報のオープンデータ化を先導しています。また、統計分析手法の高度化やニーズの多様化に対応するとともに、利活用の技術的なサポートを通じて、社会全体の統計データ利活用の推進に寄与しています。

第三の使命は「統計を支える」ことです。
統計センターは、公的統計の共通的な業務基盤・利用基盤となるサービスとして、政府統計共同利用システムの運用管理などを行っています。また、統計センターの技術を活かし、各府省の統計調査や統計編成業務を受託するなどの支援も行っています。

統計センターを支えるのは、技術と経験の集積です。最新のICTやAI、あるいは高度な統計理論も駆使しつつ、業務の高度化と効率化を進めています。同時に、未来の統計を担う人材の育成にも力を注いでいます。

政府、地方公共団体、民間企業、大学・研究機関とも一層連携を深め、公的統計が一層の価値を社会に与えることに寄与したいと考えています。今後とも、統計センターの活動に対するご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。