新規職員の採用

先輩職員のメッセージ(統計を活かすについて)

二次的利用により統計を活かす

先輩職員 加藤駿典(かとうしゅんすけ)

統計技術・提供部統計情報提供課オーダーメード集計係
 加藤 駿典  令和2年採用

  • 令和2年4月 統計センター採用 統計情報システム部情報システム開発課
  • 令和4年4月 滋賀大学大学院データサイエンス研究科
  • 令和6年4月 現職

メッセージ

私の所属する統計情報提供課は、公的統計の二次的利用サービスの提供を通じて、統計センターの使命の一つである「統計を活かす」に貢献しています。二次的利用サービスとは、公的統計の調査で収集された調査票情報や、それを加工したデータ等を提供するサービスで、公共性のある学術研究等に活用されています。近年、二次的利用の重要性はますます高まっています。データは現代社会において重要な社会資源とされていますが、その中でも公的統計データは中立性と信頼性から特に重視されています。また、公的統計に対するニーズは、近年多様化しています。そのため、二次的利用による調査票情報の活用が重要になってきています。私は、利用者からの依頼に応じて、調査票情報から新たな統計表を集計・作成し、提供するオーダーメード集計業務に携わっています。具体的には、依頼された統計表を集計・作成するだけでなく、依頼前の相談対応や、依頼者の要望を仕様書にまとめることも行っています。このような業務を円滑に行うためには、データ処理のスキルに加え、各種統計調査に関する知識や利用者の要望を理解する能力が求められます。利用者のニーズに応えるべく、日々精進しております。統計センターを目指す人へのメッセージ。統計センターの魅力の一つに、充実した研修制度があります。私は最初の2年間、製表に関わるシステム開発業務に従事していました。最初は不安でしたが、充実した研修と温かい先輩方のおかげで、問題なく業務を遂行できました。その後、派遣研修の制度を利用して大学院でデータサイエンスを学び、その経験を現在の業務に活かしています。統計に詳しくない方でも興味がある方は、ぜひ一度官庁訪問にお越しください。
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ある日のスケジュール

ある日のスケジュール。8:00出勤、メールチェック。8:30オーダーメード集計の利用相談メールに対応(必要があれば、関係省庁に問い合わせる)。10:30利用相談に対する集計可否の判断や見積書の作成。12:00昼食。13:00依頼された統計表の作成。16:00ToDoリスト更新、翌日のスケジュール確認。16:30退勤。
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仕事中の写真