統計センター案内

理事長挨拶

独立行政法人統計センター 理事長 佐伯 修司(さいき しゅうじ)の写真
理事長 佐伯 修司

公的統計は、国民にとって合理的な意思決定を行うための基盤となる重要な情報です。情報技術の急速な進歩発展により、社会には膨大な情報があふれています。そうした中で、適正なプロセスを経て作成された公的統計の重要性はますます高まっていると考えます。

独立行政法人統計センターは、令和6年(2024年)4月に発足後21周年を迎えました。この間、長年培ってきた統計に関する技術と経験を活かし、使命感を持って、公的統計が国民の皆様にとって有意義でかつ信頼されるものとなるよう努力を続けてきました。

統計センターの第一の使命は、「統計をつくる」ことです。
人口、失業率、消費者物価指数、家計や企業活動の状況など、社会経済の動向を示す重要な統計を、統計調査で得られた情報を基に、秘密の保護を徹底しつつ、正確性・迅速性等の品質確保に重点を置きながら編成(製表)しています。

第二の使命は、「統計を活かす」ことです。
統計は、使ってもらってこそ、初めてその価値が生じます。e-Statを通じて利用者にとって利便性の高い情報提供サービスを行い、公共情報のオープンデータ化を先導しています。また、統計分析手法の高度化やニーズの多様化に対応するとともに、利活用の技術的なサポートを通じて、社会全体の統計データ利活用の推進に寄与しています。

第三の使命は「統計を支える」ことです。
統計センターは、公的統計の共通的な業務基盤・利用基盤となるサービスとして、政府統計共同利用システムの運用管理などを行っています。また、統計センターの技術を活かし、各府省の統計調査や統計編成業務を受託するなどの支援も行っています。
特に、近年の公的統計をめぐる状況を踏まえ、統計センターは総務省の統計部局とともに中央統計機構として我が国の公的統計全体を支えていくことが期待されており、その役割をしっかり果たしていきます。

統計センターを支えるのは、技術と経験の集積とこれらを体現する人材です。従前から最新のICTやAI等のデジタル技術、あるいは高度な統計理論を取り入れ、業務の高度化と効率化を進めています。同時に、ウェルビーイングの考え方を取り入れ、未来の統計を担う人材の育成と組織力の向上に力を注いでいます。

統計の利用者を第一に考え、政府、地方公共団体、民間企業、大学・研究機関とも一層連携を深め、公的統計が一層の価値を社会にもたらすことに寄与したいと思います。今後とも、統計センターの活動に対する御理解と御支援をよろしくお願い申し上げます。