論文募集要項
2025 論文募集要項
データサイエンス時代を迎え、統計リテラシーの向上と公的統計の利活用を推進し、我が国の次代を担う高校生、大学生等の統計データの利活用マインドと分析技術のかん養を図るため、教育用標準データセット(SSDSE : Standardized Statistical Data Set for Education)を広く一般に提供しています。
この教育⽤標準データセットを用いた統計データ分析の論文を募集し、その分析力を活用した課題解決のアイデアを競う統計データ分析コンペティションを、総務省統計局、独立行政法人 統計センター、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所及び一般財団法人 日本統計協会の共催により開催しています。
令和7年度に開催する「第8回統計データ分析コンペティション」の論文を以下のとおり募集します。
- 論文募集要項の全文(PDF:1270KB)
本ページに掲載している論文募集要項の全文です。
目次
1. エントリー・論文募集期間
- エントリー期間:令和7年5月9日(金)~8月8日(金)
- 論文提出期間:令和7年5月9日(金)
~8月29日(金)[大学生・一般の部]* 最終日は18時まで
~9月3日(水)[高校生の部]* 最終日は18時まで
2. 応募資格
- 高校生の部:高等学校、中等教育学校(後期課程)及び高等専門学校(1~3年次)の生徒又は学生
- 大学生・一般の部:短期大学、高等専門学校(4、5年次、専攻科)、大学及び大学院の学生、並びに一般(統計分析等の学習を目的とする方)
※ グループでの応募並びに教諭及び教員の指導も可とします。
3. 応募論文の条件
- 応募論文は、自作かつ未発表で日本語で書いたものに限ります。
ただし、統計データ分析コンペティションに応募したことのある論文について、改良内容を明記した上で再応募することも可とします。
ChatGPT等の生成AIツールにより、論文を作成することは認められません。 - 教育用標準データセット(SSDSE)を用いて分析を行った論文を対象とします。
SSDSEに含まれていない統計データ等を加えて分析を行うことも可としますが、その場合は出典を明記してください。
なお、高度な統計的な分析手法を用いなくても、データから発見した興味深い事実について、新たな観点で可視化(グラフ化)するなどして、取りまとめたものでも構いません。
4. エントリー
- 応募予定の方は、エントリー期間中に、メール本文に以下の事項を記載して提出してください。
- 応募部門(高校生の部、大学生・一般の部)
- 所属先(学校名・学年、大学・学部名・学年、会社・部署名等)
- 氏名及びふりがな(氏と名の間を1文字空ける)
- グループの場合は、代表者とグループ全員の氏名、ふりがな及び所属先を記載してください。
- メール件名は「エントリー」としてください。
- エントリーの提出先は、「12 論文等の提出先及び各種お問い合わせ先」に記載のメールアドレスです。
- 高校生の部において、論文を提出する生徒又は学生が未定の場合などは、高校名だけで生徒又は学生の氏名のないエントリーも可とします。ただし、論文提出時には、氏名を明記してください。
- エントリー受付時に「受付番号」を連絡します。以後の連絡には、メール件名にこの受付番号を記載してください。
5. 「論文」・「要旨」・「論文提出・確認書」の作成・提出方法
- 論文の作成に当たっては、下記の「関連する資料」にある「論文の様式(テンプレート)」を参照の上、作成してください。
論文のファイル名は、“受付番号”.docx 又は “受付番号“.pdf としてください。(PDF形式に変換する場合はフォントを含めて出力し、文字は画像出力にしないでください。) - 論文の本文とは別に、論文の「要旨」についても作成してください。要旨は1ページ以内とし、統計データ分析の①目的、②手法、③結論、④意義(利点)を記載してください。
要旨のファイル名は、“受付番号”-abstract.docx、“受付番号“-abstract.pptx 又は “受付番号“-abstract.pdf としてください。 - 「論文提出・確認書」を下記の「関連する資料」からダウンロードして必要事項を記載してください。
論文提出・確認書のファイル名は、“受付番号”-kakunin.xlsx としてください。 - 論文提出の際は、メールに「論文」、「要旨」及び「論文提出・確認書」の3つのファイルを添付して提出してください。
- メール件名には、エントリー受付時に連絡した受付番号を記載してください。
- 論文の提出先は、エントリー時と同様、「12 論文等の提出先及び各種お問い合わせ先」に記載のメールアドレスです。
- 提出締切後は、応募論文の内容修正はできません。
6. 受賞論文の決定・発表
- 受賞論文は、部門ごとに「総務大臣賞」、「優秀賞」、「統計数理賞」、「統計活用奨励賞」等を決定します。
- 受賞論文は、令和7年10月20日(月)に発表予定です。
- 受賞された場合、ご本人(代表者)にご連絡するとともに、本コンペティションのホームページにおいて、受賞論文並びに論文記載の氏名及び学校名・所属先を発表します。このほか、総務省、統計センター、統計数理研究所又は日本統計協会のホームページでも発表します。
7. 論文の審査基準
- 論文審査は、審査基準に基づいて行います。
- 主な審査基準(各部門共通)は、以下となります。
- 課題について提示されているか。
- 課題解決のためのデータが吟味されているか。
- 課題解決のための分析過程(回帰分析、外れ値の考察など)とその結果について明示されているか。
- 課題解決策について明示されているか。
- 分析の目的・結果等に論理性があるか。
- データの分析手法・可視化手法が、統計学的に見て適切か。
- 高校生、大学生等の統計データの利活用に対する意識や分析技術を養い、統計リテラシーの向上に有効であると期待できるか。
- 関連する研究・参考文献等について、適切に記載されているか。
- 新たな発見、高度な手法、分析結果に基づく提案・提言等も評価対象となります。
- なお、審査資料として基データの提出をお願いすることがあります。
8. 表彰
- 「総務大臣賞」、「優秀賞」、「統計数理賞」、「統計活用奨励賞」の受賞者に、表彰状、楯及び副賞を授与します。表彰式は東京にて開催し、受賞者を表彰する予定です。
- 上記の受賞者に対して、次の副賞が贈られます。
副賞(図書カード)
高校生の部 | 大学生・一般の部 | |
---|---|---|
総務大臣賞 | 20,000円相当 | 50,000円相当 |
優秀賞 | 10,000円相当 | 30,000円相当 |
統計数理賞 | 10,000円相当 | 30,000円相当 |
統計活用奨励賞 | 10,000円相当 | 30,000円相当 |
9. 受賞論文の扱い等
- 受賞論文は、本コンペティションのホームページに全文を掲載します。さらに、日本統計協会の月刊誌『統計』に編集し順次掲載します。
- 受賞者には、総務省、統計センター、統計数理研究所、日本統計協会等が主催又は後援する行事で、受賞論文の発表を依頼することがあります。
10. 参加証等の発行
- 応募論文を提出した参加者には、参加証を発行します。
11. 後援
- 文部科学省
- 国立研究開発法人科学技術振興機構
- 全国高等学校長協会
- 一般社団法人日本統計学会
- 全国統計教育研究協議会
12. 論文等の提出先及び各種お問い合わせ先
- 論文等の提出先は以下のとおりです。
メールアドレス:statcompe_atmark_nstac.go.jp(「_atmark_」を「@」に置き換え)
宛名:統計データ分析コンペティション事務局 - 事務局側で論文提出メールの受信後、原則として開庁日で2日以内に「受領確認メール」を返信しますので、必ずご確認ください。なお、土日・祝日は閉庁日のため閉庁日前日の閉庁時間以降のメールは、次の開庁日から2日以内となります。
- また、各種のお問い合わせについても同様に上記のメールアドレスまでご連絡ください。
13. 個人情報の取扱い
- 本コンペティションで得られた個人情報は、統計センターホームページのプライバシーポリシーに基づいて管理されます。
- なお、応募者の連絡先メールアドレスについては、コンペティション関連の連絡に用いる他、統計関連のお知らせ等に使用することがあります。
関連する資料
- 論文募集要項の全文(PDF:1270KB)
本ページに掲載している論文募集要項の全文です。 - 論文の様式(テンプレート)
論文を作成する際の様式などの解説です。(上記5.「「論文」・「要旨」・「論文提出・確認書」の作成・提出方法」参照) - 論文提出・確認書
※様式は後日掲載予定です。
- Q&A
論文募集に関するQ&Aのページです。