2019 論文募集要項

データサイエンス時代を迎え、統計リテラシーの向上と公的統計の利活用を推進し、我が国の次代を担う高校生、大学生等の統計データの利活用マインドと分析技術のかん養を図るため、教育用標準データセット(SSDSE : Standardized Statistical Data Set for Education)を広く一般に提供しています。

この教育用標準データセットに基づいた統計分析のアイデアと技術を競うコンペティションを、総務省統計局、独立行政法人 統計センター、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所及び一般財団法人 日本統計協会の共催により開催します。

目次

1. 論文募集期間

  • エントリー期間:2019年7月1日(月)~8月9日(金)
  • 論文提出期間:2019年7月1日(月)
    ~9月9日(月)[大学生・一般の部]
    ~9月17日(火)[高校生の部]
    *最終日は18時まで

2. 応募資格

  • 高校生の部:高等学校及び高等専門学校(1~3年次)の生徒
  • 大学生・一般の部:短期大学、高等専門学校(4、5年次)、大学及び大学院の学生(生徒を含む。)並びに一般の方

※ グループでの応募及び教諭の指導も可とします。

3. 応募条件

  • 次の記載事項に留意して、応募してください。なお、応募論文は、自作かつ未発表で、日本語で書いたものに限ります。論文の要旨も同時に提出していただきます。
  • 教育用標準データセット(SSDSE) をダウンロードしてください。
    この教育用標準データセットを用いて分析を行った論文を対象とします。ただし、当該データセットに含まれていない統計データを加えて分析を行うことも可としますが、その場合は出典を明記してください。
    なお、高度な統計的な分析手法を用いなくても、教育用標準データセットから発見した興味深いデータについて、新たな観点で可視化(グラフ化等)するなどして、取りまとめたものでも構いません。

4. エントリー & 論文の作成・提出方法

  • 応募予定の方は、エントリー期間中に、以下の事項を記載の上、「10. 論文等の提出先及び各種お問い合わせ先」に記載のメールアドレスにメールしてください。件名は「エントリー」としてください。
    1. 応募部門(高校生の部又は大学生・一般の部)
    2. 所属先(学校名・学年、大学・学部名、会社・部署名等)
    3. 氏名(ふりがな)(グループの場合は、代表者とグループ全員の氏名及び所属先)
  • ※ 高校生の部において、論文を提出する生徒が未定の場合などは、高校名だけで生徒氏名のないエントリーも可とします。ただし、論文提出時には、氏名を明記してください。
  • 論文の作成に当たっては、「論文の様式(テンプレート)(ワード:56.5KB)」を参照の上、作成してください。また、論文の内容をまとめた要旨についても作成をお願いします。
     論文のファイル名は、”代表者名”.docx 又は ”代表者名”.pdfとしてください。
     論文要旨のファイル名は、”代表者名”-abstract.pptx、”代表者名” -abstract.docx 又は ”代表者名”-abstract.pdfとしてください。
  • 論文提出の際は、メールに以下の事項を記載の上、論文(要旨を含む)を添付して提出してください。件名には、エントリー受付時にご連絡する受付番号を記載してください。
    1. 高校生の部
      1. 所属先(学校名・学年)
      2. 氏名(ふりがな)(グループの場合は、代表者とグループ全員の氏名及び所属先)
      3. 指導教員氏名(いる場合に記載。教員の担当科目(「数学」、「情報」等)についても記載)
      4. 連絡先(ご本人(代表者)に連絡可能な ①住所又は所属先の所在地、 ②電話番号、 ③e-mail アドレス)
    2. 大学生・一般の部
      1. 所属先(大学・学部名、会社・部署名等)と身分(大学生、大学院生、その他)
      2. 氏名(ふりがな)(グループの場合は、代表者とグループ全員の氏名、所属先、身分)
      3. 指導教員氏名(いる場合に記載。教員の専門分野(「統計」、「経済」等)についても記載)
      4. 連絡先(ご本人(代表者)に連絡可能な ①住所又は所属先の所在地、 ②電話番号、 ③e-mail アドレス)
  • 論文の提出先も、エントリーと同様、「10. 論文等の提出先及び各種お問い合わせ先」に記載のメールアドレスです。

5. 受賞論文の決定・発表

  • 受賞論文は、部門ごとに「総務大臣賞」、「優秀賞」、「統計数理賞(統計数理研究所賞)」、「統計活用奨励賞(日本統計協会賞)」等を決定します。
  • 受賞論文は、2019年10月18日(金)に発表する予定です。
  • 受賞された場合、ご本人(代表者)にご連絡するとともに、総務省、統計センター、統計数理研究所又は日本統計協会のホームページにおいて、論文、氏名、学校名・所属先を発表します。

6. 論文の審査基準

以下の審査基準(各部門共通)により審査を行います。

  • 分析の目的・結果に独自性があるか。
  • 教育用標準データセットの分析手法・可視化手法が、統計学的にみて適切か。
  • 高校生、大学生等の統計データの利活用マインドと分析技術のかん養を図るものであるか。
  • 統計リテラシーの向上と公的統計データの利活用推進や地方創生に効果が期待できるか。
  • 関連する研究があれば、適切に引用されているか。

7. 表彰

  • 受賞者には、表彰状、表彰盾及び副賞を授与します。東京にて表彰式を開催し、受賞者を表彰する予定としています。
  • 「総務大臣賞」、「優秀賞」、「統計数理賞(統計数理研究所賞)」、「統計活用奨励賞(日本統計協会賞)」の受賞者に対しては、次の副賞が贈られます。

副賞(図書カード)

高校生の部大学生・一般の部
総務大臣賞20,000円相当50,000円相当
優秀賞10,000円相当30,000円相当
統計数理賞(統計数理研究所賞)10,000円相当30,000円相当
統計活用奨励賞(日本統計協会賞)10,000円相当30,000円相当

8. 提出された論文の扱い等

  • 応募論文については、総務省、統計センター、統計数理研究所、日本統計協会等の刊行物、ホームページ等に掲載することがあります。
  • 受賞者については、総務省、統計センター、統計数理研究所、日本統計協会等が主催又は後援する行事において、受賞論文の発表を依頼することがあります。

9. 後援

  • 国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)
  • 一般社団法人 日本統計学会
  • 全国統計教育研究協議会
  • 全国高等学校長協会

10. 論文等の提出先及び各種お問い合わせ先

  • 論文等の提出先は以下のとおりです。メールの受信後、原則として2日以内に「受領確認メール」を送信しますので、必ずご確認ください。なお、土日・祝日は閉庁日のため閉庁日前日の閉庁時間以降のメールは開庁日から2日以内となります。
  • また、各種のお問い合わせについても同様にこちらまでご連絡ください。
    statcompe_atmark_nstac.go.jp
    (「_atmark_」を「@」に置き換えてください。)

11. 個人情報の取扱い

  • 本コンペティションで得られた個人情報は、統計センターホームページのプライバシーポリシーに基づいて管理されます。
  • なお、応募者の連絡先メールアドレスについては、コンペティション関連の連絡に用いる他、統計関連のお知らせ等に使用することがあります。

関係する資料のダウンロード

※ 2019年度の統計データ分析コンペティションは、SSDSEの2018年版と2019年版のどちらを使用した論文でも応募できます。