統計作成実務

統計作成実務

統計調査によって集められた調査票を一定の手順に基づいて集計し、統計の作成(製表)を行います。

統計の作成に当たっては、統計センターが目指す「統計の信頼性の確保」及び「統計技術の向上」に重点を置いて、製表の三原則である「正確性」(統計精度を確保すること)、「迅速性」(早期に結果を提供すること)、「経済性」(効率的な手段・方法を用いること)を満たすよう努めています。

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統計は、統計を作成するために必要な調査の「企画・設計」、実際の調査活動を行う「実地調査」、調査票から統計結果を算出する統計作成の実務である「製表」、作成された統計の分析・国民等への提供を行う「分析・公表」の流れで作成されます。統計センターは、総務省統計局等が実施する統計調査について、互いに連携・協力し、一体となって事務を進めています。

(独立行政法人統計センターの位置付け)
このように、独立行政法人が行う業務が国の行政機関の事務事業の一部を構成し、国の行政機関の行う業務と独立行政法人の行う業務が一体となって初めて完結するという仕組みは、我が国の独立行政法人制度の中でも特殊なものです。